おはようございます!パーソナルジムリミットの中田です!
健康をテーマにブログを書いておりますが、本日は皆さんも知っている「四股」を使ったトレーニングをご紹介させていただきます!
実は、私最近大人の趣味として「相撲」を始めました!
男と男の体のぶつかり合いにとても熱中しているのですが、その中で、相撲をする前に「四股」をします。
下半身の筋力が相撲には大切ということで、毎回100回ほどやるのですが、
これがキツイ!!!
50回もやると股割りの体勢がきつくなり、足をあげるのがきつく、バランスが取れなくなります。
お相撲さんの強い足腰はこういったトレーニングから生まれるのだなと感心しております!
今日はそんな「四股」を紹介させていただきたいと思います。
四股とは
まずは、四股についてご紹介していきます。
四股とは、膝に手を添えて、足を交互に高く上げて力強く踏み落とす動作になります。
ゆっくり行うトレーニングで、体を動かすのが苦手な方でもチャレンジしやすい運動になります。
四股の歴史はとても古く、江戸時代から行われていると言われております。
足を高く上げ地面を踏みしめる一連の動作は、最もスタンダードで力士の体つくりには欠かせない存在になっております。
一見すると地味で相撲に特化した訓練に思える四股ですが、実はスポーツの幅広い分野で注目されており、
アスリートのパフォーマンス向上に役立つ体幹を鍛える効果の高いトレーニングです。
あのイチローも、打席の前に四股の形のストレッチを入れておりました。
四股で体幹が鍛えられる理由
体重100㎏以上の力士がぶつかり合う相撲は、バランスを崩して倒れたり、押し出されたりし方が負け。
相手の圧力に屈しない安定した体の軸と柔軟性が求められるスポーツです。
力士の強靭な体つくりには、欠かせない稽古メニューである四股=体幹を鍛えるトレーニングだと言われるには、理由があります。
- 股関節や骨盤の柔軟性が高まる
- 胴体部分のインナーマッスルが鍛えられる
股関節の柔軟性が高まる
太腿の骨と骨盤が接する位置にある股関節は、立つ・座る・歩くといった動きに作用し、
柔軟で動きがスムーズでないと転倒や骨折につながってしまいます。
残念ながら現代人は、乗り物による移動や長時間のデスクワークなどで股関節が固くなり、股関節を支える筋肉も弱い傾向にあると言われております。
四股を習慣にすれば、股関節周りの筋肉やリンパ節に多くの刺激が届き、滞ったリンパの流れが活発化して筋肉の柔軟性を高めるのに効果的です。
同時にむくみなどの不調が解消するほか、骨盤を正しい位置に整える効果も期待できます。
胴体部分のインナーマッスルが鍛えられる
体の中心部は内臓などの器官を守るため筋肉が深層部にまで及んでいることから、トレーニングで刺激を与えるのは意外と難しい場所でもあります。
しかし、鍛えにくい部位のインナーマッスルにこそ効果的な刺激を与えられる四股なら、胴体部分の筋肉群を一気に強化!
身体の内と外から全身のバランスが整い、しっかりとした体幹を手に入れられるトレーニングです。
四股の効果
そして、次はそんな「四股」の効果についてご紹介します
- 下半身の強化
- 腰痛の予防
- ボディラインが整う
- 冷えやむくみの改善
大きい筋肉を鍛えることによって、筋肉中の血流もよくなり、冷えやむくみの改善にもつながります!
胴体部分の柔軟性が上がることによって可動域が広がれば、腰痛の予防につながります。
そして下半身の筋肉、体幹の筋肉の強化になれば、ボディラインも整って、強化にもつながります。
四股の正しい踏み方
股割り
まずは股割りの姿勢になりましょう。股割りとは、腰を落として四股を踏む前の状態のことを指します。
- 足を肩幅に広く開きつま先を外に向ける
- 体を垂直にしたままおしりをまっすぐにおろす
- 足首、ひざ、股関節がそれぞれ90度になるところでキープ
その他には背中が丸まらないように注意することも大切です。
猫背になっていると四股を踏むときにバランスが崩れやすくなります。
四股ふみ(片足をあげる)
股割りができたら、片足をあげます。左右どちらから始めても大丈夫です。
軸足を決め、体重を移すようにします。続いて、上体を倒して、軸足に体重を乗せます。
すると自然と反対側の足が、上がっていきます。
「足をあげる」というよりは「体を横に傾ける」というようなイメージになります。
軸足で体の重力を感じながら一呼吸キープします。
息を吸いながら足をあげて、体を固めることで体の安定力も高まります。
四股ふみ(上げた足を戻す)
続いて、息を吐きながら足を下げます。呼吸はゆっくりと行います。この時軸足のひざを少しづつ曲げていきます。
上げた足を下ろしながら地面に重力を伝えていくようにしていきましょう。
足の裏全体で地面をしっかり踏みしめることが大切です。
まとめ
四股のご紹介でした。
きついだけあってこんなにたくさんの効果があります。
私は100回やりますが、ぜひ10回からでもいいので挑戦してみてください。
いつか私と一緒「相撲」やりましょう!
もし「四股」のやり方にわからないことがあれば、ぜひお問い合わせください!
ぜひ動画の方もご覧ください!