ストレートネックを治したい

ストレートネックを治したい!おはようございます!パーソナルジムリミットの中田です。

本日は、「ストレートネック」をテーマにその疑問と解消の方法について解説していきたいと思います。

私も最近このブログを書くようになって、肩や首が固まってきました、、、

ストレートネックとは?

近年、パソコンやスマートフォンが普及して便利になる一方で、姿勢が悪い人が増えています。

画面を見るとき私たちは、前方に首を傾けます。

頸椎(首胃の骨)は、本来であれば程よくカーブしています。

骨がカーブすることで、頭の重みが直に頸椎にかかるのを防いでいるのです。

しかし、頭が前方に傾いているとき、頸椎はまっすぐに伸びてしまっています。

カーブが消失した首にとって、頭の重みは大きな負担です。

人の頭の重さは、体重の約10%と言われています。

体重50kgの人でも5kgになります。

5kgのお米の袋が首にかかっていると考えてみてください。

このような状態を「ストレートネック」「スマホ首」などと呼ばれ、近年問題視されています。

頭を傾けてスマホを見る時間が長ければ長いほど、頸椎はどんどん疲弊していきます。

こうした疲弊から、肩や首にコリが現れます。

放っておくと症状が悪化して、首が鉄板のように硬くなったり、首が回らなくなったり、痛みを伴ったりするケースもあります。

ストレートネックの引き起こす症状

首こり、肩こり

ストレートネックになると、体の約10%もある頭の重みが頸椎にまともにかかり、首回りにある筋肉や神経にも大きな負担を与えます。

首回りへの負担は、筋肉の疲労となり、首や肩こりとして感じられます。たかが首こりや肩こり、と思うかもしれません。

しかし、放っておけば、咳をしただけで首に痛みが走るような状態になることもあるので、注意が必要です。

頭痛、めまい、耳鳴り

頭の重みで頸椎の関節の隙間が縮まってしまうと、そこに存在する多くの神経が圧迫され、不快な症状が出てきます。

頸椎の上の方が圧迫されると、耳鳴りやめまい、頭痛、自律神経失調症などにつながります

首が凝ると、首の筋肉の緊張が強くなり、周囲の血管や自律神経(内臓や血管の働きの調整をする神経)を圧迫し刺激します。

自律神経が圧迫されるとそのバランスが崩れ、首の血流が滞ります。すると、耳への血流も悪くなり、平衡感覚を司る三半規管が正常に働かなくなり、

めまいを引きを超すのではと考えられています。

手や腕のしびれ

こりや痛みだけではありません。

頸椎の関節にはとても多くの神経が通っているので、頭の重みで骨どうしの隙間が縮まってくると、

神経が圧迫され、様々な症状が現れるようになります。

頸椎の下の方の神経が圧迫されれば、手や腕がしびれてきます。頸椎の上の方の神経が圧迫されれば、

頭痛やめまいがしたり、顔面にしびれを感じたりする方もいます。

腰痛

本来、人の背骨は横から見ると、首と腰の部分がくびれ、背中の部分が膨らんだ、ゆるやかなS字カーブを描いています。

ところが、デスクワークやスマートフォンの利用などで、首を突き出したり、下を向く姿勢が長時間に及ぶと、首の曲線がなくなっていくのです。

首の曲線がなくなると、頭の重みを背骨全体で支えられず、どんどん身体が前傾していきます。

すると、次第に腰の曲線もなくなり、体を安定させるため、無理に背中を伸ばそうとするのです。

その結果、腰椎の下のほうに、負荷がかかり腰痛が起きます。

うつ

頸椎と頭蓋骨の接続部に集中している自律神経が圧迫されると、交感神経と副交感神経のバランスが乱れて、不調が体だけではなく精神面にも及びます。

イライラしたり落ち込んだりうつ傾向になる方は、スマホ首だったケースもあります。

ストレートネックのチェック

壁を背にして「気を付け」の姿勢を取ります。その時に、後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4か所が特に意識しなくても自然に壁につけば、頸椎は正常な状態です。

もし後頭部が壁につかなかったり、意識的に首を後ろに倒さないとつかない場合は、ストレートネックの可能性が高いと言えます。

首の後ろの第7頸椎を触る

首の後ろの第7頸椎(左右の肩の高さの中央付近にある背骨の一つ)がボコッと大きく飛び出ています。

他の人と比べても骨が飛び出ていたり、触ってみて高さが2㎝以上あれば、ストレートネックの可能性が高いです。

ストレートネックの予防法

スマホの使用時に注意する

最も注意が必要なのは、やはりスマートフォンを使うときです。

実は本体を顔と同じ高さに上げれば、頭と首を突き出さずに済むので、ストレートネックの予防になります。

スマートフォンを使用するときは、操作している手の方のわきの下に、反対の手の握りこぶしを入れてみてください。

こうすることで、スマートフォンを持ち上げている腕が疲れずに顔の高さをキープできます。

日常動作にも注意する

ショルダーバックや手提げカバンを、いつも左右同じ側で持ち歩くのもいけません。

どちらか一方への偏った負担は、首や肩こり、体のゆがみにつながってしまいます。

ベストな選択は、リュックサックです。

どうしてもショルダーバックが良い場合は、出来る限りこまめに左右を入れ替えたり、肩に近い部分から斜め掛けをしたりするようにしましょう。

姿勢を矯正したり、筋肉を緩める

悪い姿勢も短い時間であれば、それほど大きな負担にはならず、その都度リセットできますが、首の重さを感じないので、

つい悪い姿勢を長く続けてしまうのです。つまり、首の痛みの原因を突き詰めると、「頭が前に出た悪い姿勢」+「それを長く続けること」の二つに集約されます。

首には「重さを感じない」という弱点があることを認識し、意識的に姿勢を矯正したり、背骨や筋肉を緩めたりすることこそ、

首の痛みの予防・改善・解消になるのです。

まとめ

ストレートネックは、スマホやパソコンの普及によるものでした。

まさに「現代病」ですね。

今を生きていくには、かなり大きな障壁になるので、うまく付き合っていけるように、

現代に戦っていける身体を共に作りましょう!

ぜひパーソナルジムリミットをよろしくお願いいたします!

この記事を書いた人

中田 大樹

personalgymLIMIT新宿店オーナー兼パーソナルトレーナー。RentalgymBIG代表。

2017年5月24/7workoutに入社。約4年間で4店舗、店長を務める。(秋葉原、神楽坂エリア、自由が丘)自由が丘店で、年間成約率全国一位を獲得。
2021年2月独立。
2021年8/21より、『RentalgymBIG』OPEN。
2022年2月より『PersonalGymLIMIT新宿店』OPEN。