今日のテーマは、「スーパーフード」です!
「スーパーフード」って最近よく見かけることがありますが、一体何のことかわかっている人は少ないのではないでしょうか。
とりあえず「健康にいいもの?」や「栄養が高いの?」ぐらいは分かってるよ?
というあなたの為に、「スーパーフード」を解説します。
パーソナルジムリミットの中田です。
スーパーフードとは?
ここで最初に、
スーパーフードの定義
・栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
・一般的な食品とサプリメントの中間に来るような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
やはり、栄養価が高いことが「スーパーフード」と呼ばれる所以なんですね!
スーパーフードの基準
・スーパーフードの発祥の地アメリカで、一般的に「スーパーフード」として認知・評価されている食品であること。
・「食歴」が長く、何世紀にもわたって人々の健康に寄与してきた食品であること。それによって、人体に及ぼす可能性があるもの、あらゆる問題は解明されており、その安全性に不安をもって食することがなく信頼がおけるもの。
スーパーフードの発祥は、やはり「アメリカ」なんですね!
プライマリースーパーフーズ10
「プライマリースーパーフーズ10」とは、
スーパーフード発祥の地であるアメリカ・カナダで、スーパーフードを代表するものとして認知されているもので、
日本スーパーフード協会が特に重要と考えて、優先的に推奨するスーパーフード。
ここで「プライマリースーパーフーズ10」を紹介します。
スピルリナ
地球最古の植物で育つ藻の一種。植物性でありながらたんぱく質が豊富。
アミノ酸、ビタミン、ミネラルに加え、食物繊維、不飽和脂肪酸など50種類以上の健康・栄養成分が含まれています。
マカ
鉄分、カルシウムなど女性に不足しがちなミネラルを含有。ホルモンバランスを整え、冷え性や生理不順にも効果的。
クコの実
中国原産のナス科の低木。ビタミン。ミネラル、タンパク質の他、美肌にもいいβ-カロテンが豊富に含まれています。
薬膳でも使われる食材で、体と心を癒してくれるだけではなく、アンチエイジングの効果もあります。
カカオ
中南米原産のアオイ科の常緑樹。苦み成分のテオブロミンには、集中力を高める効果や、リラックス効果がある。
またフェニルエチルアミンが高揚感をもたらします。
チアシード
メキシコ原産のシソ科の一年草。チアの種子。浸水させると10倍くらいに膨らんでジェル状になるのが特徴。
このジェル状の成分はこんにゃくにも含まれるグルコマンナンという食物繊維です。たんぱく質も豊富です。
ココナッツ
熱帯地方に生育するヤシ科の植物。ココナッツウォーターはカリウムを多く含み、天然のスポーツ飲料と呼ばれています。
中鎖脂肪酸が多いです。中鎖脂肪酸は代謝が早く、体内に蓄積された脂肪を使いながらエネルギーに転換されると言われています。
アサイー
ブラジル原産のヤシ科の植物。抗酸化作用のあるアントシアニンが豊富。鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンも多い。
カムカム
ビタミンCの含有量が世界一の果実。ストレスやお肌の曲がり角を感じている方に。
ブロッコリースーパースプラウト
ブロッコリーの新芽。「デトックスの王様」とも呼ばれるスルフォラファンを多く含み、このスルフォラファンが一番多くなるのが新芽から3日目で、
それが「ブロッコリースーパースプラウト」と呼ばれます。
ヘンプ
中央アジア原産のアサ科の一年草。現代人に不足しがちなa-リノレン酸を多く含み、リノール酸とa-リノレン酸のバランスが3:1と理想的です。
たんぱく質源にもなります。
その他
アマニ
a-リノレン酸が豊富なため非加熱で使用しましょう。肌荒れ改善や脳の活性化に良いとされています。
キヌア
インカ文明を支えた穀物。玄米と比べて、たんぱく質と鉄分は2倍、カルシウムは5倍も含みます。
ウコン
色素成分のクルクミンが肝臓の働きを良くするほか、抗うつ作用を持つことが明らかになっています。
ジャパニーズスーパーフード
ジャパニーズスーパーフードというのは、
・日本の食文化において、日本人の健康と幸福に寄与してきたと評価される伝統自然食品や伝統的製造法を有する国産の食品
・日本の伝統食を再構築し、新しいカタチ、新しい食し方で国内外に普及する活動をしていくことを目的とした日本発・日本独自のスーパーフード
納豆
納豆菌は、プロバイオティクスと呼ばれる。腸内環境を整えてくれる善玉菌の一つ。
味噌
大豆を発酵させているので、たんぱく質が吸収しやすい形になっています。味噌をはじめとした発酵食品は、世界でも長寿食として、注目が集まっています。
麹
豊富な酵素で栄養の吸収を助ける。麹に含まれる「オリゴ糖」が腸内に届くと善玉菌に吸収され腸内で活発に活動・繁殖します。
ビタミンB群も豊富で、体の成長を促したり、炭水化物をエネルギーに変えて、疲労回復の効果もあります。
甘酒
米を発酵させているので、糖質が吸収しやすい形になっています。甘酒は江戸時代のエネルギー飲料でした。
緑茶
ポリフェノールの一種であるカテキンに、老化防止や血圧、血糖値の上昇を抑える、殺菌作用で口臭や虫歯の予防をする効果があげられます。
海外では、「日本の女性がいつまでも若いのは日常的に緑茶を飲んでいるからだ」とも言われています。
ソバ
ポリフェノールの一種であるルチンが血管を丈夫にしたり、活性酸素を除去します。
また、ルチンは脳の記憶細胞が死滅するのを防ぎ、ボケ防止にもいいと言われています。
ソバを茹でるとルチンは流れてしまうので、そば湯は必ず飲みましょう。
まとめ
スーパーフードというのは、アメリカの発祥で、栄養価が高く歴史があり、安全が保障されている食材になるようです。
日本の食材の中でも、スーパーフードがあり、発酵食品は、注目されているようです。
栄養価の高いものを食事に取り入れて健康的な生活を目指しましょう!
スーパーフード食べて、元気になった方は次は、運動ですね!