今日のテーマは「姿勢」です!パーソナルジムリミットの中田です!
姿勢って大事ですよね!姿勢が大事なことは分かるけど、なにが良い姿勢なのかどうなったら悪い姿勢なのか。
悪い姿勢になるとなにがいけないのか。そんなご意見を解消していきます!
良い姿勢でいることも辛い人は、かなり重症です、、、、
良い姿勢・悪い姿勢とは
身体の構造としてみると、背骨を含む骨・関節や筋肉が正常で、神経にも問題なく、
最小限の力で姿勢が保持でき、力学的かつ精神的に安定した状態がいい姿勢といわれている。
これらが破綻することで、腰痛や背部痛がひきおこされて、日常生活や就労、運動などに問題が生じた状態を「不良姿勢」悪い姿勢と呼びます。
整形外科や脊椎外科では、立った状態で正面を見たときに、最小限の筋負荷で体幹を保持できる状態を良い姿勢。
に、立っている状態を保持するために、体幹への負荷が大きくなるようなバランスを欠いた状態を悪い姿勢と判断しています。
例えば、腰が曲がっていても元気で活発な人もいます。つまり体幹を下半身のバランスが保たれていていれば、問題となることは少ないので、姿勢にはバランスが大事だと考えられます。
2020年時点で、成人の38%が変性側弯(脊柱が左右や後方に曲がってくること)で、中でも60歳以上の女性に多く見られます。
良い姿勢ってどんな姿勢?
立位姿勢、座位姿勢には「ニュートラルポジション」といういわゆる良い姿勢があり、この姿勢を保つことで重力に対して最も効率よく身体を支えることができると言われています。
ニュートラルポジションには指標があり、この指標が一直線になるようにすることで確認することができます。
良い姿勢には武道や作法として求められる良い姿勢や、その文化的な影響で良い姿勢といわれる姿勢は異なってきます。
理想的なアライメント
安定した立位姿勢であるニュートラルポジション(立っているときに負担が少なくバランスのいい状態)は、理想的な姿勢ともいわれ、
一列に並ぶという意味でこの観点で姿勢をみることを「姿勢のアライメント」とも呼ばれます。
この立位姿勢を自然に保てるような状態が、重力に対しても最も効率よく身体を支えることができる良い姿勢といわれております。
- 頭:耳の穴
- 肩:肩峰
- 股関節:大転子
- 膝関節:膝蓋骨のやや後ろ
- 足首:外くるぶしの5cm前
良い姿勢を保つためには、足、腰椎、胸椎、肩甲骨、頸部まで柔軟性があること、
そして姿勢を保つために筋力がしっかり発揮されることが必要です。
なんで姿勢が悪くなるの、、、、
姿勢が悪くなる大きな要因としては次のようなものがあげられます。
- 脊柱の変形
- 体幹筋の萎縮、機能障害
- 神経障害
- 心理状態
スマホの普及も姿勢悪化に
近年はスマートフォンを使用している人が多いですが、操作の際に前かがみの姿勢になりやすいです。
その姿勢が長時間続くと、頸部の筋緊張のバランス不良が起こります。
頸椎や後弯となり、その代償として、胸椎や腰椎にも負担がかかる可能性があります。
その結果、頸部のコリや痛み、肩こり、頭痛、耳鳴り、めまいなどがみられることがあります。
この状態は「スマホ首」と呼ばれ、
ひどくなると本来緩やかに湾曲している頸椎がまっすぐになるストレートネックの状態になってしまいます。
姿勢の悪化から肺機能の低下やうつに、、
姿勢が悪くなると、痛みからQOLの低下を引き起こします。高齢者では介護が必要になる状態まで陥ることもあります。
また、脊柱の後弯や胸椎から背中が丸くなる猫背は、腹圧の上昇を招きます。
それが原因になり、便秘、腸炎、胃潰瘍などの胃腸の機能障害や食堂裂孔ヘルニア、逆流性食道炎を引き起こします。
後弯や猫背は肺機能も低下させ、無気肺、肺炎、肺気腫を招きます。
姿勢の悪さは心理面にも影響を及ぼし、気分がすぐれなかったり、うつ状態に陥ったりすることもあります。
良い姿勢で病気を防ごう
様々な病気を防ぐためにも、正しい姿勢で過ごすことが大事です。正しい姿勢を保つためには、体幹や手足の関節がしっかりと動くように維持することや、
体幹の下肢の筋力を保持・増強するための運動が大切になってきます。
背骨や手足の関節の可動域が十分にあり、動かすための筋が機能していれば、姿勢の問題から生じる肩こりや腰痛も改善されます。
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