皆さん、こんな経験はありませんか?
「朝起きたら顔が大きく腫れぼったく感じた」「夕方になると足がパンパンで靴が入らない」など…。
それらはおそらく、「むくみ」が原因になります。
今回はそんな「むくみ」と「ダイエット」の関係性について、ご紹介したいと思います。
そもそも「むくみ」とはどんなものかご存知でしょうか?むくみとは余分な水分が皮膚の下にたまっている状態のことをさします。詳しく見ていきましょう。
むくみの主な原因
むくみの原因は水分や塩分、アルコールの摂りすぎのほか、運動不足や同じ姿勢をとり続けることでも、生じる場合があります。下記3つが主な原因になります。
- 食生活
- 運動不足
- 女性特有の体質
原因と理由について解説していきます。
原因➀ 食生活
食生活はむくみと大きく関係しています。
塩分と糖分、そしてアルコールの摂りすぎはむくみに繋がります。
- 塩分の多いもの:塩分を摂りすぎると体内の塩分濃度が高くなり、安定性を保つために身体が水分を溜め込むことでむくみに繋がります。
- アルコール:アルコールを摂取すると利尿作用が高まります。そのため、体内が水分不足になり血液中のアルコール濃度が高くなります。結果、老廃物の代謝が上手く行われなくなり、むくみに繋がります。
- 糖分・カロリーの摂りすぎ:糖分は体内で水分を多く抱え込むので、むくみに繋がります。
原因② 運動不足
運動不足もむくみに大きく関係しています。
人の身体は、血液によって酸素や栄養を全身に送り届けています。
しかし、長時間の同じ姿勢、運動不足などで筋力が低下すると、血流が悪くなり余分な水分や老廃物が下半身に滞ってしまいます。これがむくみの原因になります。
原因③ 女性特有の体質
女性はホルモンもむくみに関係します。
40代女性の9割以上の方がむくみに悩んでいます。
女性は筋肉量が少ない為、むくみが起こりやすくなります。さらに、生理前や妊娠中は血液中の水分が増加する為、むくみが起きやすくなります。
生理前のむくみの発生は、PMS(月経前症候群)の症状の一つになります。
むくみとダイエットの関係性
ダイエットのために、食事の量を減らしすぎたり、食事を抜いたりしているとタンパク質やビタミン、ミネラルが不足してむくみに影響することがあります。
ビタミンB1が欠乏すると神経伝達障害が起こり、足のむくみやしびれなど、俗にいう「脚気(かっけ)」になるケースがあります。ビタミンB1を多く含む食材は、赤身肉・大豆・ほうれん草などです。
また、カリウムは塩分の排出を助けてくれる作用もあるので積極的に摂取しましょう。カリウムを多く含む食材は、海藻類・バナナなどです。
むくみの解消法
むくみは普段の生活習慣を意識するだけでも変わってきます。今回は3点紹介します。
むくまない身体を作るために、日常生活から少しずつ意識を変えていきましょう。
塩分を抑える
塩分の摂りすぎに注意しましょう。
塩分を摂りすぎると体内の塩分濃度が高くなり、安定性を保つために身体が水分を溜め込みます。
これがむくみに繋がります。特にインスタント食品や加工食品は塩分が高いため控えましょう。
一日の塩分の摂取量は10g以下に抑えるのがおすすめです。
運動をしてみよう!
食事も大切ですが運動もかなり大切です。
運動不足は新陳代謝を低下させます。そのため、血行が悪くなり、リンパの働きも悪くなります。
特にふくらはぎの運動はむくみと関係しているのでウォーキングや筋トレなどがおすすめです。
また、同じ姿勢を長く続ける場合は、時々姿勢を変えたり、軽くストレッチなどして、筋肉の緊張をほぐすと良いです。
お風呂にゆっくり浸かる
むくみの解消には、体を温めて血液の循環を高めることも大切になります。
普段の入浴もシャワーですませるのではなく、湯船につかって体を温めましょう。足湯でも、むくみ、足の疲れの解消に効果的でおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はむくみとダイエットの関係性についてご紹介させていただきました。
むくみは普段から多くの人が悩まされていますが、むくみのある状態をあたりまえの状態にしないよう、むくまない身体を作るために、日常生活から少しずつ意識を変えていきましょう。
それでもなかなか痩せない、むくみが取れないなど悩みはあると思います。
人それぞれダイエットで何を食べるなど違うので一概にブログなどの情報を鵜呑みにするよりプロに聞くのが一番です。
ぜひ一度、パーソナルジムLIMITで相談してみてください!